総評
ダイバージェンス他を利用したトレードのため、セットアップできる箇所が限定されるが収益性は良好である。また、セットアップが少ないことより、プランをじっくりたて、しかもチャートに張り付く必要もないため、余裕をもったトレードが可能である。
セットアップが少ないことより、通常では複数通貨ペアでのトレードをするのが本来のスタンスであるが、現状、他の手法についてもGBPJPY以外バックテストをしていないため、本手法についてはさらに追加テストをして、収益性を確認し、場合によっては他の手法との組合せも考慮すべきと考える。取り急ぎ、次回テストではTrifectaの週足手法についても同時に適用し、収益性を確認する。
| バックテスト用ジャーナル | |
| テスト日 2014/08/19 | |
| 1.仮説 | |
| トライフェクタ日足逆張り・順張り手法の組み合わせによる、GBPJPYペアでの収益性を確認する | |
| 2.テストプラン | |
| 通貨ペア | GBPJPY |
| 時間足 | 15M |
| トレードシステム | トライフェクター手法1-2:あたってない日足ピポットの逆張り・順張り |
| エントリールール | MP,KD,RT出現後のTLBによる逆張り、および逆張りトレンド後のKD,RT出現後のTLBによる順張りの組合せ |
| リスク管理ルール | 1つのポジションの最大リスクは資金の1%以下とする。オープンポジションすべてのリスク合計を5%以下に抑える。 |
| エグジットルール | ストップロスまたは利益ターゲットでトレードをクローズする。 |
| 3.バックテストの観察記録 | |
| a..当初の仮説の裏付けになるような、または仮説を無効とするような特別な現象が確認できたか?自分が立てた仮説は正しかったか、それとも間違っていたか? | |
| 勝率・損益比共に良好であるが、セットアップが1週間以上ない場合がある。 | |
| b.当初立てた仮説からは予測しなかったような、興味深く重要な現象が確認できたか? | |
| 日足ピポット手法ではリスク対リワードが悪くエントリーできなかった箇所があったが、週足ピポット手法を加えた場合にはエントリー可能であった。 | |
| 4.バックテスト結果 | |
| トレード総数 | 18 |
| 勝ちトレード数 | 14 |
| 負けトレード数 | 3 |
| 勝率 (%) | 77.78% |
| テスト前の口座資金 | 10000 |
| テスト後の口座資金 | 10765 |
| 資金増加率 (%) | 7.65% |
| ドリーダウン($) | -70 |
| ドローダウン(%) | -0.70% |
| 損益比 | 1.23 |
| テスト日数(day) | 42 |
| 収益(pips) | 1435 |
| 月収益予想(pips) | 683 |
| 5.バックテスト結果の分析 | |
| a.仮説をもとにしたバックテストの結果、パフォーマンスは向上したか?もしそうでなかったら、その理由は何か? | |
| 初回テストのためデータ無し | |
| b.仮説によってトレードごとのリスクは増加したか?、それとも減少したか?もし増加したなら、その理由は何か? | |
| 初回テストのためデータ無し | |
| c.バックテストの中で一番良い結果だったトレードはどれか?何が成功の要因だったか? | |
| TPを複数設定したトレードでプラン通りに利益確定した。 | |
| d.バックテストの中で一番悪い結果だったトレードはどれか?何が失敗の要因だったか? | |
| TLBがない状態でエントリーし、しかもPAが逆方向へのトレンド移行を示しているにもかかわらず、損切りをしなかった。 | |
| e.当初の仮説を有効とするためには、さらにバックテストを続けることが必要か?もしそうなら、引き続きどのようなテストをする必要があるか? | |
| 今回のバックテスト手法に週足ピポット手法も含めたテストが必要。 | |
| 6.新しい仮説 | |
| 日足・週足ピポット手法を併用した際の収益性は、今回テストの収益性よりも良好となるか。 | |
