概要
前回に引き続きGBPCADの追試
仮説のとおり、収益性は良くなかった。(マイナスではないが)
運用する場合、下記傾向を考慮した上でプランを厳選する必要がある。
傾向として、トレンドに入ると、KDが多発するがトレンドが継続することがかなり多い。
面白いことに、ヨーロッパ開始時間以外のトレードはほとんどが負けトレードとなった。
傾向よりトレンドが長続きしやすいため、Nao手法とは相性が良いかもしれない。

バックテスト用ジャーナル
テスト日 2014/09/03
1.仮説
GBPCCADペアでの月収益予想が良くないことを確認
2.テストプラン
通貨ペア GBPCAD
時間足 1H
トレードシステム トライフェクター手法
エントリールール MP,KD,RT出現後のTLBによる逆張り、および逆張りトレンド後のKD,RT出現後のTLBによる順張りの組合せ
リスク管理ルール 1つのポジションの最大リスクは資金の1%以下とする。オープンポジションすべてのリスク合計を5%以下に抑える。
エグジットルール ストップロスまたは利益ターゲットでトレードをクローズする。
3.バックテストの観察記録
a..当初の仮説の裏付けになるような、または仮説を無効とするような特別な現象が確認できたか?自分が立てた仮説は正しかったか、それとも間違っていたか?
2010/4-2112/12間でテストしたが、前回よりも更に収益が悪くなったことを確認した。
b.当初立てた仮説からは予測しなかったような、興味深く重要な現象が確認できたか?
ヨーロッパ開始時間でのトレード開始以外はほとんどが負けトレードである。
4.バックテスト結果
トレード総数 68
勝ちトレード数 42
負けトレード数 26
勝率 (%) 61.76%
テスト前の口座資金 10000
テスト後の口座資金 10970
資金増加率 (%) 9.70%
ドリーダウン($) -100
ドローダウン(%) -1.00%
損益比 1.17
テスト日数(day) 983
収益(pips) 2215
月収益予想(pips) 45
5.バックテスト結果の分析
a.仮説をもとにしたバックテストの結果、パフォーマンスは向上したか?もしそうでなかったら、その理由は何か?
パフォーマンスが悪いことを確認した。
b.仮説によってトレードごとのリスクは増加したか?、それとも減少したか?もし増加したなら、その理由は何か?
勝率、損益比ともよくない。
c.バックテストの中で一番良い結果だったトレードはどれか?何が成功の要因だったか?
特に無し。
d.バックテストの中で一番悪い結果だったトレードはどれか?何が失敗の要因だったか?
騙し多発。
e.当初の仮説を有効とするためには、さらにバックテストを続けることが必要か?もしそうなら、引き続きどのようなテストをする必要があるか?
必要なし
6.新しい仮説
なし

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