Price Action

時間が取れたので少しPrice Actionの復習をしてみました。
その内容のまとめです。

価格がなぜ動くのかはいろいろ理由があるそうですが、学者さんになるわけではないのでチャートをみて今後どうなるか少しでも読み取れるようになれば良いかなと思っています。
そのためにいろいろなインジケータ等があるわけですが今回はPrice Actionの考え方を整理してみました。
ただインジケータに比べるとお勉強が必要ですが今何が起こっているのかを一番理解できるのはPrice Actionだと思います。
最終的には出来高で裏付けを取りつつプライスアクションを用いた運用ができればと思っています。
今回の講座ではPrice Actionを利用してチャートを読み解く上で基本となることをまとめてみました。
これらを組合せることでチャート読解をするための基本となる部分です。

はじめに

これから基本となる考え方をお話しますが、前提に相場がいまどこへ向かっているかを認識しておく必要があります。
その上でブル派、ベア派がどう思っているのかを考えるのがPrice Actionの大事なところです。
それぞれの考え方や今の気持ちがわかれば相場が大きく動くかどうかが予想しやすくなります。
インジケータでもそうですがその点を考えればエントリすべきかどうかの判断がしやすくなります。

ダブルの圧力(相乗効果)

この言葉自体は大変わかりやす表現なので参考文献からの言い回しを採用させいて頂いています。
相場が大きく動くためには何が必要でしょう。大勢が買え(売れ)ば値動きは大きくなりますよね。
ここで面白いのが大勢が買う(売る)といっても全員が儲かっているわけでは無いことです。
お気づきと思いますがストップロスで損切りに合うということは相場の上では逆の取引が成立しているわけです。
このストップロスを巻き込んだ売り買いが大きな値動きにつながっていきます。ある意味敵側の協力(ストップアウト)を得て相乗効果で相場が大きく動きます。
一例ですがレンジブレイクを考えるとわかりやすいです。レンジの上下で売り買いしてトレードしてうまく行っているとストップロスはたまりませんよね。ただレンジ上限で売ったのになかなか下限まで行かずにちゃぶつくとどうなるとおもいますか?戻るたびに下へ行くとおもって売り手が入ってきますよね。逆にブル派はブレイクしないかと思って買いますよね。こういった攻防が続くとちゃぶつきの上下にストップロス注文が溜まっていきます。相場はいずれ動きますのでその時にそのストップを巻き込んで大きく動くことになります。

ビルドアップ

ダブルの圧力で説明したように価格が大きく動くにはお互いの協力が必要になります。通常はクラスタとなって現れますが、小さな値幅での売り買いの攻防によって力が蓄えられます。これをここではビルドアップと呼ぶこととします。
逆にいうとビルドアップが無い急な動きは長続きしないこと場合が多いと考えられます。(そうじゃないことも多々ありますが)そのため、ビルドアップがあるかどうかはエントリの判断で重要となります。

バリア水準(支持線、抵抗線、トレンドライン)

言わずと知れた重要なポイントですよね。過去に反転があった場所など出来高を伴っていれば更に重要度を増します。価格はこういった重要な場所に吸い寄せられそこでどうするか考えます。逆にここを目指してるのに反撃にあって到達出来なかったりするとどちらが優勢なのか読み取ったり出来ます。
トレンドラインについてですが、通常はある程度大きなスパンで引くことが多いですがロウソク10個くらいの小さなスパンで引くことも重要です。

ブレイクいろいろ

ブレイクアウトトレーダーには一番大事なところですが、逆張り派のトレーダーにとっても重要なポイントとなります。ブレイクは大きく分けて3つに分類できます。

ダマシのブレイク、ティーズ(早すぎる)ブレイク、(通常の)ブレイク

  • ダマシのブレイク
    ビルドアップを伴わないブレイクです。そのためもし突き抜けたとしても継続するとは考えません。通常はすぐにもぐらたたきに合いバリア水準に戻ってしまいます。
  • ティーズ(早すぎる)ブレイク
    ダマシのブレイクとは違い、ビルドアップがありブレイクするのですがブレイクを失敗してしまうことです。通常のブレイクと判断が難しいですがビルドアップが十分でなかったり、ビルドアップの場所が重要なポイントに対して中途半端な位置だったりした場合に起きることがあります。要はブレイクするには早すぎたわけです。ただ、ダマシのブレイクに比べてブレイクが成功しちゃう場合も多いです。しかしながらビルドアップが十分でなかったりするとその先の伸びはあまり期待できなくもあります。そういう意味では難しいですがじっくり観察をしたいところです。
    ただ、このブレイクは期待が持てます。その後一旦バリア水準に戻り力を蓄えられればこんどこそほんとのブレイクになるかもしれないからです。
  • (通常の)ブレイク
    ビルドアップを伴った支配的圧力の方向へのブレイクです。ビルドアップやクラスタによりブレイク後は強力な抵抗線となるためブレイクアウトトレーダーにとっては願ってもいないチャンスです。
    1日に1回あればラッキーではありますがかなり勝率か高い状態となります。
    このブレイクの前に先の失敗ブレイクがあれば更に期待度はアップです。

ダマシの高値・安値

言わずと知れた厄介者ですよね。このロウソクだけでエントリするようなことはありませんが、Price Action的には重要な意味を持ちます。
スイングの後のダマシの高値・安値は調整のきっかけとなることがありますし、調整中のダマシは調整終了のサインかもしれません。順張りはには嫌なことですがビルドアップがしっかりあった後にダマシが出ちゃったりすると反転の可能性も考えられます。

プルバック

スイング後の調整を示します。一般的には40-60%リトレースするものが多いと言われています。
リトレース量だけのエントリは不確定要素が多すぎるため、このポイントに更にバリア水準とか切りの良い数値等の条件がプラスされるとより信頼性が得られます。

天井への試し

天井という表現が的確かどうか定かではありませんが、レンジ中やプルバックなどで更に小さいスパンでバリア水準が出来た時にそこを試すような動きを示します。
試しの結果次第ではその後の方向性を裏付けられ、更にその後にビルドアップがあればより信頼性が得られるようになります。

切りのよい数値

00レベルや50レベル等価格の切りの良い数値です。人の性でしょうか切りの良い数値は意識されます。支持線・抵抗線と比べ理由があるわけではないので抜けるときは一気に抜けますがその後そこを試したりするため意識すべきポイントと考えられます。逆にそこを試さずにトレンドが継続することは疑問を生じるなどの判断も出来ます。

EMA25

インジケータですがかなり意識される値となるため利用しています。

マグネット効果・逆マグネット効果

価格は前出のバリア水準、切りの良い数値、EMA25などの重要なポイントに吸い寄せられる傾向があります。逆に到達した後は反発して離れる傾向もあります。チャートを読む上では到達点の目安になりますし、マグネット効果が働いている時に逆方向へのエントリは待つべき等、いろいろな判断が出来ます。

まとめ

今回は自分が勉強したことの内容をまとめた形となります。ティーズブレイクについてはうまく説明できていない感があります。
実際のチャート読解では上記項目のみではなくロウソク形状、パターン、出来高についても合わせて判断しています。
インジケータを組み合わせた手法と比べるとエントリはいろいろな方法が考えられます。今後自分なりのルールを決めて行きたいと思います。
ただ、読解スキルが上がれば手法も変わってくるでしょうし、いろいろとお勉強は必要そうです。
良い点は、インジケータを利用した手法へもエントリの裏付けとして十分に効果が見込めることです。すでに運用している手法はバックテストにより運用方法を決めているため直接今回の内容を反映することはありませんが、いずれバックテストをしなおしてどういった影響があるかは検証してみたいと思います。
現状で考えられる利点としてはトレード機会は減るかもしれませんが騙し回避が可能で勝率アップは期待できそうです。またターゲット価格の決定も現状よりは正確に行えそうですのでリスク対リワード等をより管理出来そうです。
今後はバックテストソフトや実際のチャートを利用したチャート読解をたくさんこなして行きたいと思います。その上で再度文献を読み直すと更に発見もありますし読解スキルもアップしていくと思っています。
どの時点で本運用に切り替えるかが難しいですが、早い時期にルール限定で手法を決定・検証し本運用に入れたらよいなと思っています。

最後に

今回のまとめを行った時点で本スキルによる実運用はまだ行っていないことをご報告します。
少額エントリによるテスト等は行っていますが本運用には至っておりません。結果的に収支はプラスにはなっていますがチャート読解の判断はまだまだです。
お話した内容にも間違いもあるかと思いますので、参考にされる際はみなさま各自検証いただくことをお願いしたいと思います。

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