はじめに
長時間足を利用した低勝率・低リスク高リワード戦略のお話です。
私が運用している裁量ルールはペアにもよりますがストップロス10-20pip、ターゲットをストップロスの3~5倍程度(最低でも2倍)として、日をまたがないプランニングとしています。
エントリについては長時間足チャートにもよりますが1日に2回位はチャンスがあり、勝率もそれほど悪くないためバックテストを含めた運用結果は”良”と判断しています。
本手法によるトレードを今年から運用していましたが、兼業のためチャートを見れないときにエントリがあったりして月平均のエントリ回数が少なくなってしまいました。
それだけなら良いのですが、乗り遅れてプルバックの反転や試しをまって入ることも多くなり、リスク対リワードも低くなってしまいました。
注)リスク対リワード1:2は最低確保していますが高リワード戦略が出来ないです。また、TP迄に抵抗がある場合は場合によっては1:2になる前に手仕舞をプランニングに組み込むこともあります。
私としては勝率よりもリワードを重視していますので、現状では満足行くプランニングではなくなってきました。
もともと、プライスアクションを含むチャート読解スキルを短期間で身につけたいために短期チャートでの運用をしていましたので、そろそろ本番である長期チャートでの運用を始めたいと思います。
手法自体は特に変更ありませんが、現状よりは少し積極的なプランニングになるかもしれません。
備考)
いつもは売り買いに対して好条件、悪条件をピックアップしてその差が明らかなときにエントリとしています。
積極的なプランニングの場合この差を多少変更します。(リワードが大きく取れそうなときとか)
最終的には長時間足をメインとして、取れる相場なら短期取引を組み合わせて行く形になればと思っています。
積極的なプランについてはバックテストも並行して行いますが、少額ロットによる実運用も同時に行おうと思っています。
- 長時間足エントリによる低勝率・低リスク高リワード戦略
週足ベースにてプランニングを行い、仕掛けを短時間足でストップロスを小さめに設定する。
注文は予め入れておくか、アラートをセットして行う。
要は長時間チャートでのトレードですが、反転や保ち合い時期は通常のデイトレではエントリすら出来ないことがあるため、その際に高リワードのエントリをするための作戦です。
ストップロスはなるべく小さくしたいですがある程度余裕をもって決められるのでリワードを元に臨機応変に決めたいです。 - 時間を限定したデイトレによる
今までの運用方法ですが、トレード時間を限定して行います。
バックテストにてユーロ時間のトレード頻度が高いことがはっきりしていますのでその時間を重視し、さらに午前、ニューヨーク開始からイギリス終了位を目安とします。
長時間足で反転や保ち合い(小いさな)等で方向性がはっきりしない場合はエントリ条件を更に厳しくして対応します。(場合によってはエントリしない気持ちで)
注)低勝率・低リスク高リワード戦略について
マルチタイムフレームの応用で特に変わったことをしているわけではありませんが、時間足がながければ長いほど動きがゆっくりになります。
そのため、エントリについてもあせらずにゆっくり行うことが大事だと思います。
長期取引はファンダメンタルの影響が大きいと思いますが、ファンダ自体はチャートと出来高に反映されていくので出来高指標を考慮してチャートを見る分には対応可能と思っています。
ただし、最低限の知識は持ち合わせたほうがチャート読解には良さそうです。
トレンドが強かったり、色々な要因で勝率が著しく低下する事があります。運用する前には必ずバックテストすることをおすすめします。
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