総評
仮説通りの結果となり、本テスト結果からは実運用に適しているとの判断ができるが、試験データが少なすぎるため、追試による再確認を実施したい。また、トレード時間による勝率の変動・トレード数の変化が見受けられるので合わせて検証したい。最終的に一日の時間配分を考慮したトレードプラントしたい。
今回の追試でもはっきりしたが、収益性は良いが、トレード時間中は全て拘束されると考えてよい。そのため、その他業務を考慮して本手法を採用する必要がある。
バックテスト用ジャーナル | |
テスト日 2014.08.28-30 | |
1.仮説 | |
ルールに各時間裁量ルールを適用し、プランを厳選することによって、収益性・リスク対リワードがよくなることを確認する。 | |
2.テストプラン | |
通貨ペア | GBPJPY |
時間足 | 5M,30M,60M,4H |
トレードシステム | Nao順張り+5Mロウソク足エントリ、及び3BS・3BBによる単純エントリ+裁量ルール摘要 |
エントリールール | 全ての時間足で色が揃い、5Mでリトレース後の反転+裁量ルールを確認後エントリ |
リスク管理ルール | 1つのポジションの最大リスクは資金の1%以下とする。オープンポジションすべてのリスク合計を5%以下に抑える。 |
エグジットルール | ストップロスまたは利益ターゲットでトレードをクローズする。 |
3.バックテストの観察記録 | |
a..当初の仮説の裏付けになるような、または仮説を無効とするような特別な現象が確認できたか?自分が立てた仮説は正しかったか、それとも間違っていたか? | |
仮説通りの結果となった。 | |
b.当初立てた仮説からは予測しなかったような、興味深く重要な現象が確認できたか? | |
日本時間午前中、ヨーロッパオープン以降のトレードが好結果である。 | |
4.バックテスト結果 | |
トレード総数 | 29 |
勝ちトレード数 | 21 |
負けトレード数 | 7 |
勝率 (%) | 72.41% |
テスト前の口座資金 | 10000 |
テスト後の口座資金 | 10386 |
資金増加率 (%) | 3.86% |
ドリーダウン($) | -22 |
ドローダウン(%) | -0.22% |
損益比 | 1.50 |
テスト日数(day) | 13 |
収益(pips) | 358 |
月収益予想(pips) | 551 |
5.バックテスト結果の分析 | |
a.仮説をもとにしたバックテストの結果、パフォーマンスは向上したか?もしそうでなかったら、その理由は何か? | |
向上した。 | |
b.仮説によってトレードごとのリスクは増加したか?、それとも減少したか?もし増加したなら、その理由は何か? | |
仮説通り、減少した | |
c.バックテストの中で一番良い結果だったトレードはどれか?何が成功の要因だったか? | |
MTFを意識したトレードで結果を出せたこと。 | |
d.バックテストの中で一番悪い結果だったトレードはどれか?何が失敗の要因だったか? | |
テクニカルの読み間違えによるミストレード。 | |
e.当初の仮説を有効とするためには、さらにバックテストを続けることが必要か?もしそうなら、引き続きどのようなテストをする必要があるか? | |
短期間での検証結果は良好であった。検証回数が少ないため、同手法での追試をおこない、データを増やした上での検証を行う必要がある。 | |
6.新しい仮説 | |
”日本時間午後-ヨーロッパ時間開始”間はエントリーが少ない。思い切ってこの時間をノートレードとした場合、収益性はどうなるか確認したい。 |