概要
チャートを見る時間が限られることを考慮し、本トレード手法の検証を行った。
結果、COMBトレードのみではR/R、勝率は良いものの、プランが少ないため、平均月収支は50PIPと少ない。
原因として、リバースCOMBトレードのエントリタイミング難しく、トレンド中の順張りによる収益が殆ど無いことである。(今後の課題)
上記を加味しても、平均月収支は低いと思われるので、他通貨ペアを含めた運用により、目標PIPを達成したい。
他通貨によるテストはこれからであるが、今回と同等のパフォーマンスが得られるようであれば、チャートを長時間見ることができない環境でのトレードとしてはプレッシャーも少なく、良い手法であると判断できる。
バックテスト用ジャーナル | |
テスト日 2014/09/07 | |
1.仮説 | |
プラン計画スパンが長く、1日にチャートを見る時間をおさえたトレードができる事を確認する。 | |
2.テストプラン | |
通貨ペア | GDBJPY |
時間足 | 4H,(1D) |
トレードシステム | COMB |
エントリールール | COMB、リバースCOMB手法の組合せ |
リスク管理ルール | 1つのポジションの最大リスクは資金の1%以下とする。オープンポジションすべてのリスク合計を5%以下に抑える。 |
エグジットルール | ストップロスまたは利益ターゲットでトレードをクローズする。 |
3.バックテストの観察記録 | |
a..当初の仮説の裏付けになるような、または仮説を無効とするような特別な現象が確認できたか?自分が立てた仮説は正しかったか、それとも間違っていたか? | |
基本的に朝・昼・晩の3回の確認でよく、勝率・R/Rとも良好である。 | |
b.当初立てた仮説からは予測しなかったような、興味深く重要な現象が確認できたか? | |
トレンド変換の騙し回避率がたかく、だましに合いにくい | |
4.バックテスト結果 | |
トレード総数 | 53 |
勝ちトレード数 | 45 |
負けトレード数 | 6 |
勝率 (%) | 84.91% |
テスト前の口座資金 | 10000 |
テスト後の口座資金 | 13676 |
資金増加率 (%) | 36.76% |
ドリーダウン($) | -93 |
ドローダウン(%) | -0.93% |
損益比 | 1.24 |
テスト日数(day) | 1571 |
収益(pips) | 4063 |
月収益予想(pips) | 52 |
5.バックテスト結果の分析 | |
a.仮説をもとにしたバックテストの結果、パフォーマンスは向上したか?もしそうでなかったら、その理由は何か? | |
– | |
b.仮説によってトレードごとのリスクは増加したか?、それとも減少したか?もし増加したなら、その理由は何か? | |
– | |
c.バックテストの中で一番良い結果だったトレードはどれか?何が成功の要因だったか? | |
COMB失敗後のRCOMBによるリカバリトレード | |
d.バックテストの中で一番悪い結果だったトレードはどれか?何が失敗の要因だったか? | |
ミスにより、早まったエントリーによる損切り | |
e.当初の仮説を有効とするためには、さらにバックテストを続けることが必要か?もしそうなら、引き続きどのようなテストをする必要があるか? | |
RCOMBのタイミングが難しく、COMB主体のトレードとなった。そのため、プラン自体が少なく、勝率・R/Rはよいが、月収支は少ない結果となった。その他通貨ペアでのバックテストを行い、複数通貨でのトレードプランを立て、運用したい。 | |
6.新しい仮説 | |
KDインジケータによって、プラン精度の向上が期待できるのではないか。 |